2019年10月24日

情報の消費社会について(採用の告知も!)

 吾輩は名無し猫である。

 しばらく投稿がなく、吾輩の死亡説が再燃していた今日この頃であるが、主(株式会社SOSEKIの社長)が忙しいフリをして吾輩の代筆をさぼっていただけなのだ。

 忙しいと言ってもスキマ時間が全くないわけではない。この時間何をしていたかというと、この主、YouTubeで"ポムさん"という真っ白い猫を追うのに夢中だったのだ。ポムさんは、吾輩とは違い、スコティッシュフォールドという舶来物のオシャレ猫さんである。主は、YouTubeのプレミアム公開機能で、ポムさんのフォロワー約28万人と同時にポムさんの動画を見ながら「可愛すぎて死ぬ」などとコメント投稿して遊ぶという時間のつぶし方をしていた。
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 かくして、主は、YouTubeというものに時間を費やし始め、初のチャンネル登録を果たしたのであった。日々の癒しにポムさんを眺め、思い出した時に青汁王子の動向を突然チェックし始めるのがあるじ流なのだ。

 このYouTube、歴史に名を残す発明であると吾輩は考える。一部の特権をもった人しか情報発信できなかった時代は終わり、アマチュアが作成した動画が数十万人のフォロワーを集めたり、大手メディアからスルーされている人が簡単に情報発信できるようになったのだ。外資系メディアだからこそできる既存の体制を全く無視した情報の民主化なのだ。

 一方で、本当にくだらない動画が多く、しかも一度見た動画と同じようなモノばかりお勧めされるので、バカにならない気がしないでもない。漫画やアニメーション、音楽の動画など、プロが作った質とまで言わなくても、それなりのものも時々あったりして、そこそこ時間が潰せてしまう。プロが作った質が高い作品にはお金を出さず、チープな文化を無料で大量に消費するようになるのだ。するとプロは売上げが立たなくなり、消えてゆき、ますます文化が陳腐化する。大量に流れて消えてゆく情報に人類は踊らされる運命なのだ。発表は楽になったけれども、吸収すべき情報の選別は面倒になったのである。

さて、今日の本題はこれではない。
なんと、主の会社、採用を始めたそうである。
コンサルタント、プログラマー、AWS技術者を絶賛募集中なのだ。
このブログを読んで応募しようという稀有な方、メールするのみである。

採用ページ:
https://soseki.co/recruit/

応募先:
otoiawase@soseki.co

社員になると、吾輩の代筆もできるかもしれないのだ。
色んな意味でありがたいありがたい。

代筆 by 社長



posted by 名無し猫 at 17:36| 社会